チタンの加工に不向きな特性

チタンは加工が難しい金属という話を聞いたことがあると思います。その理由はチタンが持つ素晴らしい特性によるものなのです。
その特性を理解して加工すれば難易度は高くても、加工すること自体は可能となります。

では加工を難しくするほどのチタンの特性とはどのようなものなのでしょうか。

まずは発火のしやすさにあります。摩擦に対する耐性が低いことから、加工中に発生する切り屑が発火してしまう可能性があります。そのためチタンの加工を行うときは金属火災用の消化剤を用意して行うようにしないと非常に危険なのです。
また発火がしやすいということは熱伝導率も小さいということになります。これも問題で、加工時に発生する熱がチタンに溜まってしまうことで加工具にも大きな負担を与えてしまいます。
そしてチタンは加工時に変形しやすいということから、きちんと寸法に合わせるためには職人の高い経験が求められます。

このようにチタンが加工に不向きな特性を上げましたが、チタン自体は軽量で強度も高い非常に魅力的な素材です。
しかし加工の難易度が高いことから、チタンを使いたいときはチタン加工に慣れた業者を選ぶ必要が出てきます。

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